転生したら不良と恋する恋愛小説の悪女でした。







私本当に、なにしてんの???



関わらないように関わらないようにと頑張ってきた最近の努力をきれいさっぱり全て水の泡にしてしまった気がしてならない。




サッと血の気が引いた。



あ、あんなこといってただじゃすまされないわよっ…どうして私は自ら破滅フラグを立てまくってしまうの…?

やっぱりそういう運命なの…?



カッとなるとつい暴走してしまう自分自身を激しく呪い、そして後悔する。



今日でこの世とお別れかもしれないな…。



怖くて和泉夕緋を見ることができない私は、俯いて地面を睨み付けながら、ただ諦めモードに入ることしか出来なかった。





「…やっぱ情緒不安定じゃん」

  




ーーーーーーーえっ…?





「いきなり泣いたかと思えば、怒ったりするし。あんた前はそんなんじゃなかった」