転生したら不良と恋する恋愛小説の悪女でした。


ってか、忘れてたけどそもそもこいつはなんでさっきからここで突っ立ってるわけ?

用があるわけでもなさそうなのに。




「李和こそ」

『え?』




ピタリ。



トントンとリズムよく食材を切っていた手が止まる。




「李和こそ、どうなんだよ」

『は?何が?』



陽の質問の意図がわからず、私はこてんと首を傾げた。



どうなんだよって、何のこと?

何がどうなの?

え?



私の頭の上に無数に散らばってるクエスチョンマークに気がついたのだろう。

陽は小さくため息を落とした。



は?

なんであんたがため息ついてんの。





「彼氏、できた?」

『ほあ?』




なんだって?