恋は落ちるもの。愛は育むもの。
恋は一人でできるもの。愛は相手がいないとできないもの。
恋する心は下心。愛する心は真心。
一般的にはそう言われてるよ?
でも、恋ってあんまりよく思われてないことが多くて。
独り善がりだーとか、自己愛だーとか。
でも、あたしはそんなこと思わない。
人って、恋してる時が一番輝いてると思うんだ。
だって愛って、もう相手もこっちが好きなんでしょ?
恋には駆け引きが重要って、よく言うじゃない?
人って、恋してる時が一番頑張ってるし、一番努力してるし、一番苦しいし、楽しかったりすると思うの。
そうまでして恋をしたいのは、愛し合いたいから。
そこまでしてきた恋だからこそ、あたしは相手の人と幸せになれると思ってる。
……ずっと。永遠にね?
愛し合ったら、そこからは育んでいかなきゃいけないんだけど。あおいちゃんにはまず、恋を知って欲しいな。
足掻いて欲しい。
足掻いて足掻いて、どんどん苦しんだらいいと思うんだ。
だって、その先には幸せが待ってるから。
幸せって、人に平等に訪れるんだよ。
人によってその形は違うけど、それでも必ず訪れる。
もしかしたらあおいちゃんの幸せは、比べものにならないくらいそこまで行くのが苦しいのかもね。
だからどうか、幸せになれないって決めつけないで欲しい。
さっき言ったでしょう?
自分のことを好きじゃないと相手も好きになってくれない。
自分が幸せになれるって思ってないと、幸せなんて絶対に来ないよ。
……あおいちゃん。恋、落ちてみようよ。
苦しいと思ったら、誰かに言えばいいじゃない。
楽しいと思っても、誰かに言っちゃえばいいじゃない。
あおいちゃんが誰かに恋に落ちて、愛を一緒に育んでいって、永遠に幸せになれること。
あたしもきさちゃんも願ってるからさ。



