すべてはあの花のために③


「(あぽfじq3rb0素s!?!?)」
(※パニックになりましたが、頑張って口で押さえて我慢しました)


 その様子の葵に、二人は拍手してくれた。正直嬉しくとも何ともないけど。


「どうやらおじサンたちは、何とかしてあおいチャンを温めてあげないとと思ったそうです」

「だからわたしの着物が違うんだね」

「ちなみに着替えさせたのはきさチャンだから、安心してね?」


 うん。そうだとは思ってるよ。
 変な奴らだけど、みんな常識人だからね。


〈違うよ?
 あーちゃんみたいに変態じゃないからだよ?〉


 また漏れていたようだ。
 しかも、彼に言われると精神的に来る……。


「そっか。じゃあみんなにも心配かけちゃったんだね……」
(※裸を見たとか、そんな考えには至らないのが葵です)


「あおいチャンが元気なら、おれらも嬉しい! 早くよくなるといいね~」

「♪~♪」


 何も聞かないでいてくれる彼らは、本当に優しいなと思った。
 流石、葵の癒やしである。