驕っているわけじゃない。 けれど何もできないような子どもじゃない。 「――――……」 決して、驕っていたわけじゃない。 ただ、子どもにはまだわからなかっただけだ。理解できなかっただけだ。 自分がどれだけ、甘い人間だったのか。 弱い人間だったのか。 「――――……っ」 本当は、何もできない子どもだったのかを。