「わたしも入れてー!」
その頃葵はというと。
「あおいチャンすっごい似合ってる! かわいいー!」
「(こくこく!)」
「えへへ~」
アカネとオウリに水着を褒められていた。
ちなみに一緒にいたチカゼはというと、必死に鼻を押さえている。その横でヒナタは、スマホのカメラを立ち上げて、「ねえ出すならとっとと出してくれない?」と、チカゼが鼻血を出す瞬間を撮ろうとしていた。
そうしているうちに、後ろからアキラを引き摺りながら連れてきているツバサとトーマが現れた。
「じゃあ、チーム分けしよう!」
四人ずつに分かれて対戦することにしたのだが……。
【悪魔チーム】
トーマ・ヒナタ・ツバサ・アカネ
【天使チーム】
オウリ・チカゼ・アキラ・葵
「(な、なんということだ。最悪のチーム分けになってしまった)」
ちなみに、チームの命名は葵です。
「げ。オカマと一緒かよ」
「はあ? アタシも変態とはお断りよ」
「ええ?! ちょ、二人とも! 喧嘩はなしだよ!」
「ねえ。チーム名に悪意があるんだけど。【悪魔チーム】ってどういうこと?」
「え? だって……ねえ?」
「はあ?」
「ひい……っ!」
「あ、あおいチャンは、おれのことも悪魔だって思ってるの……?」
「思ってないよ! 全然思ってないから! 悪魔に囚われた天使だと思ってるからあ!」
「わかった! 早く助けに来てねっ!」
「合点承知!」
「ちょ、茜。無害な振りやめなさいよ!」
「おれのこともって言ってる時点で、絶対確信犯じゃん」
「(茜、意外と腹黒だったんだな)」
そして反対に【天使チーム】はというと?
「や、やばいよ。最強且つ最凶のチームが出来上がってしまったよ。天使を盾に取られたらお終いだよお……」
「くっそ。こんなことなら誰かの弱みでも掴んでおけばよかった」
「俺もそう思う」
「??」
((いやいや。ここは正々堂々頑張んなさいよ。応援してるから))



