<アカネの場合>
「じゃあ先生。今甘いものを食べてしまったので、軽く運動したいと思います」
「そうですね。いい心がけです」
アキラはそう言って葵を抱っこし、首元に顔を埋めてくる。
「あ、アキラくん? これは一体……」
「筋トレです先生」
「そうですね。わたしは重いですし」
「葵は軽いぞ。軽すぎるくらいだ」
「そんなことはないぞ! っていうか、首から離れて……!」
「何でだ。筋トレするには必要だ」
「そんなことはっ、……ひゃ!」
「いい匂いがする」
「あああ、アキラくん?! 今、何したの!?」
「甘い匂いがしたから舐めてみた」
「はい?!」
「葵――」
「だめえーっ!!」
「「!?!?」」



