すべてはあの花のために②


 その頃体育館。連れて来た彼らの指示の元、葵はアカネだけを呼びつけたものの、非常に悩んでいた。


「本当に、大丈夫なんでしょうか」

「はい! きっと大丈夫だと思います!」

「お嬢さんごめんなさい。こんなことに巻き込んで」

「あ! いえいえ。それはいいんですよ。でも、明日はもうこんなことやめてくださいね?」

「おう! それはちゃんとわかってる! だから、前日しかないと思って……」


 少ししゅんとなってしまったが、ちゃんと言うべきことは言っておかないとね。
 その後、本当に反省している様子の彼らは、どうしてこんなことをしてしまったのか教えてくれた。

 そうこうしていると――――。


「あおいチャーン?」


 大きな扉を開けて、アカネが入ってくる。体育館はステージの上にいる葵にのみ、スポットライトが当たっていた。


「アカネくんっ」

「……えっ?」


 アカネが動揺するのも無理はない。何故ならそこには、念願の魔法少女マミリンがいたのだ。