男性は「仕方ないな」という様子で縦に首を振った。 香が言っていた通り慶太を祠へ近づけるべきじゃない。 けれど、『永遠の本』が勝手に削除されたのを見ると、もう大丈夫だという気もしていた。 「よし、行こう」 慶太は先に立って部屋を出たのだった。