この小説の続きを探しています。

☆☆☆

祠の前で悪魔と対峙している香は会話の内容を思い出して悪魔をにらみつけていた。

あの話が本当なら、まだ書けていない香が先に消えてしまったとき、どうなるだろう?

魔界にいるという西羽咲がどういう反応を示すのか、一か八かの賭けだった。
「お望みどおり、お前から先にいただいてやる」
悪魔の右手が香に伸びる。

その手には長くて鋭利な爪が伸びていて、ひとかきされればたちまち深い傷がついてしまいそうだった。

逃げ出したいほどの恐怖に香の身がすくむ。
一歩も動けずにキツク目を閉じて立ち尽くした。
やがて、悪魔の手が香の頭を掴んだ。