恋は淡く、そして甘く

萊香の顔を見て、なるべく明るい笑顔を見せた。


私の体は、自分でもわかるほど、震えている。

小刻みに。




突然、ブルっとした鳥肌と、猛烈な寒気が襲ってきた。

自分の呼吸が荒いことにも気がついた。

はぁ、はぁ

あれっ、くる、し、い



「ルナ?ルナ!ルナ!大丈—————」



最後に聞こえたのは、萊香が呼ぶ、私の名前だった。






気づくと、もう意識はなかった。