恋は淡く、そして甘く

ふらふらして、歩けない⋯⋯⋯


あれっ⋯⋯⋯

なんでだろ⋯⋯⋯⋯



きゃっ!

た、倒れる⋯⋯⋯!



やっと近くの公園の前まで移動できたと思った瞬間、唐突なめまいに襲われた。





ぼふっ





意識が朦朧とする中、私の目に映ったのは、律くんの腕だった。








⋯⋯⋯⋯ん

ゆっくりと目を開けると、そこにはドアップの律くんの顔があった。


よく見ると、お姫様抱っこさせられてる?!



「律くん、自分で歩けるから!大丈夫だから!」



「大丈夫じゃない。じゃなきゃこんなことになってない」



律くんの呆れ顔が目に映って、しょんぼりした。