そばにいるって、君が忘れないように




私の頭の中には処理しきれないほどの情報が山ほどある。

そして、処理しきれないほどの感情も山ほどある。

一人になって、この頭の中を整理したい。

そんなことを考えて行き着いたところは、公園だった。

もう夜なので誰一人として使っている人はいない。

 

私は、ひとり、ブランコに腰かけた。
 
ゆらゆらと小さく動かす。

ふと下に目を向けると、砂の上にハートが書かれてあった。
 
小学生かだれかが書いたのだろう。


「ハート……」


五人の顔が浮かんだ。