「はーい!俺も入れてよ。クラスのツートップ美女がいるなんて超贅沢!」
「え、槙野はお呼びじゃないんですけど」
元気がいいクラスのお調子者キャラである槙野仁くんが、藤峰さんの後ろからひょこと顔を覗かせてきた。
「まあ男女混合の三人以上じゃないといけないってルールがあるし、仕方ないから入れてあげるよ」
「やった!茉莉花ちゃんとも和佳ちゃんとももっと仲を深めたいと思ってたんだー」
「…あの」
勝手に盛り上がっている二人に、恐る恐る話しかける。
「二人はクラスの中でも人気者の類なのに、私なんかと一緒でいいの…?」
「え?何それ。七瀬さんってうちらのことそんな風に思ってたの?あはは、そんなの気にしないでよ。それに七瀬さんと話してみたいと思ってたんだー」
「美人大好きだから気にしないで!」
「あんたは少しくらい自分の言葉を気にしなさい」
べしっと容赦なく槙野くんの頭を叩いた藤峰さんに思わず笑ってしまいそうになる。
なんにしても、優しい二人のおかげでなんとか班を作ることができそうだ。
こんな悪女の私を自分から誘ってくれるなんて、なんていい人たちなんだろう。
「え、槙野はお呼びじゃないんですけど」
元気がいいクラスのお調子者キャラである槙野仁くんが、藤峰さんの後ろからひょこと顔を覗かせてきた。
「まあ男女混合の三人以上じゃないといけないってルールがあるし、仕方ないから入れてあげるよ」
「やった!茉莉花ちゃんとも和佳ちゃんとももっと仲を深めたいと思ってたんだー」
「…あの」
勝手に盛り上がっている二人に、恐る恐る話しかける。
「二人はクラスの中でも人気者の類なのに、私なんかと一緒でいいの…?」
「え?何それ。七瀬さんってうちらのことそんな風に思ってたの?あはは、そんなの気にしないでよ。それに七瀬さんと話してみたいと思ってたんだー」
「美人大好きだから気にしないで!」
「あんたは少しくらい自分の言葉を気にしなさい」
べしっと容赦なく槙野くんの頭を叩いた藤峰さんに思わず笑ってしまいそうになる。
なんにしても、優しい二人のおかげでなんとか班を作ることができそうだ。
こんな悪女の私を自分から誘ってくれるなんて、なんていい人たちなんだろう。

