「だ、だけどっ、佑都さん、古賀さんに同居してること言いましたよね？！お互い様ですよね！？」

「ま、そうだけどね」



「じゃあ、睨まないでください！」


「ごめん、蜜華、秘密主義っぽいから友達にも言ってないのかなって思っただけ」
「私、秘密主義じゃないよ！っていうか、あんまり親しげに話したら噂になるって」

「もう、噂噂うるさいなぁ。俺と喋るより、周りの目が気になるの？周りの目のせいで蜜華としゃべれないなんておかしくない？もしそういうふうに噂してる人いたら俺が許さない。なんで蜜華と喋るの、どうでもいい人に邪魔されなきゃいけないわけ？」


は、はわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜！！！
な、なんかそういうふうに言ってくれるなんて、私、思いあがっちゃうよおおおおおっっ！

私が戸惑っていると、古賀さんが囁いた。
「佑都ってさ、意外と独占欲強めなところあるんだよね。多分、野々さんのこと好きになっちゃったんじゃ無いかな？」



わ、私のことが好き？
もうドキドキして作業が全っ全進まない！