イマドキ♡

いつもかなたちと教室でお弁当を食べてるから、多分いるよね。

がらりと扉を開けると、案の定、かなたちがお弁当を広げていた。

「あ、蜜華!体調はどう?」

「心配したよ〜。遅いからさ。大丈夫?」

「うん、だいぶよくなった。心配させてごめんね」

「ううん、全然謝ることないよ」

「お弁当は食べれそう?良かったら一緒に食べない?」

「うん、もちろん」

私は頷いて、お弁当をカバンから取り出した。