ちらり、と恐々星さんを見ると、きゅるり、と目を潤ませていた。
そう、なにかをねだるように・・・・何かを、願うように。

「そ、それほんと、なの?」
そう、それ本当じゃないよね?嘘だよね!と、願うように・・・

「ほ、本当なわけないじゃん!かなったらでたらめ言わないでよ!」
にっこり、笑みを浮かべて慌てて言うと、星さんは胸を撫で下ろし、ホッと息を吐いた。

「まぁ、でもお似合いだけどね。」

星さんは呟くようにいって、輝くようにはにかんだ。

「蜜華さん、初めまして!良かったら仲良くしてね。星七瀬って言います。うちのことは、七瀬とか七瀬ちゃんとかほしちとか、ななちとか、何でもいいけど良かったら親しく呼んでね」

「うん、よろしくね。七瀬ちゃん」

「うん、良かったら、蜜華ちゃんって呼んでいい?」

「うん、いいよ」

今日は、友達ひとり、増えました☆