ってことで、佑都さんと私は二人で、風華姉様のお家にやってきた。
電話してもいいかなって思ったんだけど、やっぱりこう言うのは直接言わなきゃいけないと思って。
インターホンを緊張で震える指で押したら、すぐにドアが開いた。
そして、私たちを見た途端、顔色を変えて、ドアを閉めようとした。
「姉様!お話を聞いてくださりませんか?」
私がこんなふうに敬語を使うのも、お母さんとお父さんに言われたから。
あなたと風華は違うのよって言われたから。
まぁ、そんなことは今はどうでもいいんだけど・・・
「何・・・?」
風華姉様は露骨に、眉を顰めて嫌そうな顔をした。
「あの・・・さっきはごめんなさい。姉様の言ってることは間違いじゃなかった。私が姉様に到底届かないのは事実だし、姉様の言うことは私もこれまで何度も強く感じてきた。」
私はそこで一度、切り深く息を吸い込んで口をひらく。
電話してもいいかなって思ったんだけど、やっぱりこう言うのは直接言わなきゃいけないと思って。
インターホンを緊張で震える指で押したら、すぐにドアが開いた。
そして、私たちを見た途端、顔色を変えて、ドアを閉めようとした。
「姉様!お話を聞いてくださりませんか?」
私がこんなふうに敬語を使うのも、お母さんとお父さんに言われたから。
あなたと風華は違うのよって言われたから。
まぁ、そんなことは今はどうでもいいんだけど・・・
「何・・・?」
風華姉様は露骨に、眉を顰めて嫌そうな顔をした。
「あの・・・さっきはごめんなさい。姉様の言ってることは間違いじゃなかった。私が姉様に到底届かないのは事実だし、姉様の言うことは私もこれまで何度も強く感じてきた。」
私はそこで一度、切り深く息を吸い込んで口をひらく。

