地味子の私が天才アイドルたちに溺愛されまくりです!?①

え、えと?決闘?

「運動勝負よ!!」

運動勝負かぁ…………

さやちゃんを守るために日々マラソンはしてるけど…………

勝てるかなぁ?

「れな!!」

うわぁち、ちょっとみんなの迷惑になっちゃってる

「は、はい」

赤野さんに怯えてるのが一目瞭然だ

「陸斗様を呼んできなさい!!」

「は、はい」

タッタッと走っていった

「瑠花、いい加減にして」

え?今の声さやちゃん!?

「さ、さや仕方ないのよ」

ん?呼び捨て?

もしかして昔からのお友だちなのかな!?

「あ、あの~陸斗様を呼んでまいりました」

「ななちゃんどうし…………」

「きゃー陸斗様私の事心配で来てくれたんですねぇ」

天乃さんが言い終わる前に話し始めたよぉ

それに、天乃さんは嫌そうな顔してる…………

「やめろ………」

うわわっ!?

すっごく怒ってるよ!?

「じ、実はねこの女に決闘申し込まれちゃってぇ」

え!?わ、私決闘申し込んでないし、

申し込んだのあなたでしょう!?

「ち、ちがいます…………決闘申し込んだのは赤野さんです…………」

きっと天乃さんなら気づいてくれるはず!!

「は、はぁ!?何言ってくれちゃってんのよ!!」

「まあでも、勝負やってみたら?」

まぁ、勝負をして赤野さんの怒りが収まるならそれでいいかな?

「ええ、勝負で負けたら一生陸斗様に近づかないこと!!」

ああうん、それは分かった

「じゃああなたが負けたらみんなに迷惑をかけないこと約束できますか?」

「ええ、約束するわ」

よかったぁ約束しないって言われたらどうしようか考えてなかったからなぁ

「じゃあ勝負開始!!」