地味子の私が天才アイドルたちに溺愛されまくりです!?①

ピカンッピカンッ

「いやっ」

ポロポロっと涙が出た

「ななっ!」

「陸斗しゃん」

「んっ!?」

あ、そうだ私泣いてっ

「大丈夫か?」

陸斗さんの親指で私の涙を拭う

「ご、ごめんなさっ」

「謝んな」

陸斗さんっ優しすぎますっ

「一緒に居てやるから泣くな」

「一緒に寝てくれますかぁ?」

「ヴッ…………あ、ああななが願うならな」

うへっなんか嬉しいっ

「嬉しいですっ」

「他の男の前ではそんな顔するなよ」

「?わかりましたっ」

ピカピカンッ

「ふえっ」

「ちょっと持ち上げるぞ、どっか掴んでろ」

んっ陸斗さんにお姫様だっこされた

…………ベットにつくと私をベットに落とした

「じゃあ早く寝ろよ」

えっ?もう行っちゃうの…………?ま、まだ怖いのにっ

「ま、待ってくださいっ」

「ん?どうした?」

「ん、来てくださいっ」

「え?」

私が手を広げてぎゅーされるのを待つ姿勢に

「ま、まだこわいんですぅ」

「んぐっ…………わ、わかったよ」

ゆっくり私に近づいてきて

私が広げていた手を戻して

陸斗さんの方から抱き締められた

ビカンッ

ふぅぇっ!?ん、もう怖すぎるよぉ

「こ、怖いですっ」

「大丈夫だから安心して寝ろ」

よしよしと私の頭を撫でてくれる

…………また涙が出てきそうっ

…………そして私は安心しながら眠りについた

「すぅーすぅー」

「どれだけ俺をドキドキさせたら気がすむんだ」

そんな声私に聞こえることはなく