地味子の私が天才アイドルたちに溺愛されまくりです!?①

「蓮斗は笑顔で怖いこと言うよな」

ん~?そうかなぁ~?

「そんなことないよ~」

人を好きになれないってだけなんだけどな~

あはは………………

「蓮斗は敵にまわしたくないな」

敵にまわしたくないって力的に?

それとも違う意味で?

ま、どっちでもいっか

「敵はぶっ飛ばすよ~」

「こえー」

「ん?なんか言った~?」

「な、なんも言ってねぇッス」

あっはは、語尾が『ッス』になってる面白~い

「蓮斗その笑顔怖いから止めろ」

なんも悪いこと考えてないって~

もう僕をなんだと思ってるんだろ~

「ガ、ガチこえー」

「ふふっ」

「ひえっ」

僕達はたから見たらただの変人じゃん

………………ま、いいかなあはっ

「蓮斗~アオ~どこだ~?」

ん?この声は陸斗くん…………?

「あれ?陸斗くんななちゃんは?」

「あ、え?あ、ななちゃんなら安全な所にいるぞ」

………………ん、?こいつ陸斗じゃないな

「そうか…………健はどこにいるんだ?」

「俺についてこい」

なぜか僕の本能が行ってはいけない

と言っていた

「アオくん行っちゃダメ!!」

「は?なんでだ?」

アオくんの鈍感ぶりには

ちょっとびっくりしちゃうよ

「アオくんコイツ陸斗くんじゃないよ」

「え、は?」

やっぱり分かってなかったか~

「君誰なのかな~?」

「フッバレてんならしょうがねぇ」

ボンッという音とともに煙がでてくる

「ゲホッゲホッ」

煙たいな~もう火災報知器なっちゃうよ~?

「全くの別人だね~」

出てきたのは陸斗くんではなく知らない人だった

………………でもこの顔どこかで…………?