地味子の私が天才アイドルたちに溺愛されまくりです!?①

「ななは私のです」

ななちゃんはぽかんとしている…………

健まで好きになっちゃうなんて

…………それは予想外だったな

「残念だがななは僕がもらってく」

「ちがうよ陸斗俺がもらってくんだよ」

うわっ目の前で取り合いしないでほしいな

「ななは知らなくて良いことだよ」

僕はずば抜けて耳がいいから遠くの会話も聞こえる

…………今の陸斗くんの言葉も

「なんか一人増えましたよね?」

ああ、健のことか…………

ていうかこんな話アオくん興味なさそう

「ア、アオく~ん?」

「あ?」

あっはは顔がわらってな~い

…………実はこういう人見るの好きなんだよね~

「ちょっとアオくん借りるね~」

「お、おい!?どこつれてくきだ蓮斗」

「アオくんだってこれ見るのイヤでしょ?」

舌打ちをしてちゃんと着いてきてくれるアオくん

…………カラナイのメンバーってなんだかんだ素直だよね~

「アオくんななちゃん嫌いでしょ」

「はっ、そりゃそうだろ」

アオくんは陸斗くんとあまり仲がよくないからかもな

…………はぁめんどくさっ

「お前はどうなんだ蓮斗?」

う~ん僕にくるか………………

ななちゃんは今後僕らに必要になる

存在だとおもってる………………

「僕はなんとも思わないかな~?」

「蓮斗はいっつもそんな感じだな」

「僕女の子は好きじゃないからね~」

本当になんとも思わないからな~

「蓮斗は笑顔で怖いこと言うよな」

ん~?そうかなぁ~?