地味子の私が天才アイドルたちに溺愛されまくりです!?①

フワワッと空中からリンが出てきた

「こんばんはイケメン様私リンで~す」

ブイッとピースをするリン

「…………なんだこいつ?」

陸斗さんから出た声とは

思えない低い声が出た

「リン静かに」

みなさんに失礼きわまりないでしょ!?

「こいつななの妖精?」

勘が鋭いっ!?

「あ、はいそうです」

っていうかみなさんボロボロだ!?

「リンみなさんに回復魔法」

「はいはい!」

みなさんが回復すると戦う姿勢に入る

「みなさんは戦わなくていいですよ?」

各々困惑した表情をしていた

「リン一発魔法」

「オッケー」

一発魔法とは一日に一回にしか使えない

一発で敵を倒せる魔法だ

「どりゃっ」

ボンッと魔法が敵に向かっていく

そしてあたった瞬間

「ぐっ!?あがぁ!」

ボスと思われる敵が倒れていく

「よしっリン倒したよ褒めて褒めて~」

「あーはいはいすごいねー」

「んねぇ棒読み~」

私達がわちゃわちゃ喋っていると

「助けてくれてありがとう」

生徒会長さんが代表して言った

「いえいえ、助けるのは当然です」

うんっ人を助けるのは当たり前の事だし!

「なんだ?恩を売りてぇのか?」

え!?い、いやそんな訳じゃ

…………でもそう見えちゃったのかな?

そこは反省していかなくちゃいけないな

「逆にそう見えるならアオの目が腐ってんだよ」

わわっ!?ケンカになっちゃうよぉ

「えっとアオさんでしたっけ?」

リ、リンなにを言い出すの!?

「ななはそういう子じゃありません」