地味子の私が天才アイドルたちに溺愛されまくりです!?①

「ちなみに剣持さんは無事だよ」

ふーっ無事なら良いけど

…………なにかがひっかかるなぁ

「うがあーー!!」

えっ!?人が噛まれてる!?

「うわぁな、なんか怪異みたいですね」

「ああ、感染方だな」

うわっめんどくさいやつじゃん

「早くやろーぜ」

なんか楽しみにしてない!?

「あっはは陸斗

羽目を外しすぎないようにね」

やり過ぎたら学園問題になっちゃうからね

「私はさやちゃんを助けてきます」

「うん、俺はザコを倒しとくよ」

笑顔で怖いこと言うな

この人!?

「さやちゃーん」

ん~ゾンビさん達のうぎゃうぎゃ

してる声しか聞こえないよぉ

(ちなみにゾンビさん達とは

感染したパーティーに来てたひとの事だよ)

「うわわっ!?」

急に襲ってこないでよぉ

「封!!」

封とは怪異等を暗闇というなの

セカイに入れ込む魔法?だよ

「感染源を見つけないとだなぁ」

でもこんなにゾンビさん達がいて

見つけられないよ

「すぅーすぅー」

え!?誰かの寝息!?

ゾンビさんになってないかな!?

「大丈夫ですか!?」

うわぁ綺麗な寝顔って根元さん!?

「あ?」

ひえっこ、怖いっけど助けなきゃっ

「根元さん避難してください!!」

「は?いや、後ろ」

え!?後ろ!?

ってしつこいなぁ

「浄化!!」

砂となって散っていくゾンビさん達

「……は?

お前能力持ちだったのか…………?」

根元さんも能力あるはずだけど

「ま、自分の身は自分で守る」

うん、そうしてもらえるとありがたいな

「では!!」