地味子の私が天才アイドルたちに溺愛されまくりです!?①

「なな?」

ん~どうしちゃったんだろ私

「では面接審査を始めます」

面と向かって応募動機を話して審査するらしいけど

…………陸斗さんの視線がすごいっ!?

「では一番中等部一年剣持さや」

みんなかザワッとした

「生徒会長様に名前よんで頂けるらしいよ」

そ、それだけ?この人達は

こんなにも人気があるんだなぁ

「はい、私の志望動機は生徒会に元々入りたかったのもありますが、

生徒会の皆様のかっこよさを生かした

イベント等を開催したいなと思っております」

うん、生徒会さん達は人間だとは思えないほどカッコイイもんね

「二番中等部二年雨野なな」

「は、はいっ」

志望動機なんて考えた事なかったなぁいや、失礼か

「私が生徒会に入ったからには

学園を笑顔に溢れていじめ等がない学園にしていきたいです」

ふ~、緊張したけれど噛まずに言えてよかったぁ

「はい、三番赤野瑠花」

赤野さんの番だ、なにを話すんだろう

「はぁい、私は皆さんのような王子様に

愛される人生をしていきたいので応募しましたぁ」

失礼だけれどぶりっ子?なのかな?

「はい、四番千里あすか」

そして着々と面接審査は終わって

「合格発表は来週です」

今日は金曜日だから月曜日に発表かな?

「えーっ」

「楽しみー」

「絶対合格しよ~」

なんかオーディションのテンションだなぁ

「では解散!!」

さやちゃんはまだ目がハートだ

「さ、さや様ですよね?」

さやちゃんのファンかな?

「うん、そうだよ」

あれ?もしかしてわたしだけ一人ぼっち?