地味子の私が天才アイドルたちに溺愛されまくりです!?①

「それはね、第一審査は俺らが決めたんだ」

それなら納得かもなぁ

「ななは特別だからね」

陸斗さんはなんか変じゃない!?

「あ、あの~他の人達は来てないんですか~?」

赤野さんもいつもと声が違う気がするなぁ

「瑠花生徒会様達に失礼よ!!」

さやちゃんまでも緊張してる

…………誰か分かってないの私だけ!?

「す、すみません、少しなな借りますね」

?借りるってどうゆうこと?

「なな行くよ」

どこへ?まぁ良いかな?

…………ここはトイレ?

「髪の毛ほどいて!!」

え?なんで?

「生徒会様はすごい方なのよ」

そうなんだ、さやちゃんが尊敬する人なんだもんね

「可愛くいなきゃダメって事?」

「そういうこと!!」

じゃあ髪を一本に結べばちょっとはいいかな?

うわぁさやちゃんすっごくかわいい

「さやちゃんのツインテールかわいいね」

鏡で私の姿を見ても

あんまり自分をかわいいとは思えないなぁ

「じゃあ生徒会室に戻るよ」

小走りで生徒会室に戻る

「な、な?かわいいっ」

えへへ、なんかさやちゃんに

言われるよりも嬉しいなぁ

「チッ、キモ」

調子乗ってると思われちゃったかな?

「うん、二人ともかわいいね」

生徒会長さんは分け隔てなく接してるな

「うんうん二人ともと~ってもかわいい~」

犬童さんは癒し系なんだろうな

「さやちゃんの推しは誰なの?」

小声で聞くと

「もちろん、陸斗様かな?」

陸斗さんかぁ好きって事なのかな?

ズキッ

また?どうして…………?