地味子の私が天才アイドルたちに溺愛されまくりです!?①

そして放課後

と、扉がでかすぎる

「失礼しまーす」

開くのかな?この扉

「あっ、なな」

他の生徒達はまだ来てない?

「チッまたこいつかよ」

そこまで言われると傷つくなぁ

「アオ黙って」

この人が生徒会長さんかな?

「俺は中等部二年生徒会長輝先健だよ」

この人は生徒会長なんだ

……やっぱり知らないや

「僕は中等部二年犬童蓮人だよ~

副会長やってるよ~」

ふわふわした感じの人が犬童さんか

「あ、あの握手してもらってもいいですか?」

赤野さんは大胆過ぎないかな!?

「それはお断りだよ~ごめんね~」

それはそうだよね、

一応アイドルだもんね

「ななは特別だけどね」

陸斗さんはなんか甘くない!?

「ちょっと陸斗ふざけないで」

「はーい」

生徒会長さんに注意されて

不服そうに黙った

「アオも雨野さんを睨まない!!」

生徒会長さんは本当に優しいんだなぁ

「え、えとありがとうございます」

ペコリとお辞儀をすると

「これぐらい普通の事だよ」

待って今気づいたけど

生徒会長さんって校長先生のお孫さん!?

「剣持さん赤野さんしっかりしてください」

いやいや、この目の前にいる人達は次元が違いすぎるよ!?

「も、もしかして!?」

この人達がカラナイのメンバー!?

「なにかあった?雨野さん」

「あ、えとなぜ私の名前を知っているのかな?と思いまして

うわぁなんかすっごく丁寧語過ぎない!?

バレる気がするんだけど