地味子の私が天才アイドルたちに溺愛されまくりです!?①

あっチャイムなった

「なな教室に戻ろう」

あ、そうだった

さやちゃん一人ぼっちに

しちゃったけど大丈夫かな?

「あっななお帰り~」

「きゃーっ陸斗様~」

ひ、悲鳴!?いや歓声かな?

「なな迎えに行くよ」

陸斗さんって本当の王子様みたい

「さやちゃんなんかザワザワしてない?」

「あー!噂の美少女じゃない?」

噂の美少女?

そんなにかわいい子がいるんだ

「それがねこれ」

陸斗さんと私の後ろ姿!?

「この子本当にかわいいよね~」

目の前に要るけどね!?

「ななもかわいいよ」

だからこんなにざわついてたんだ

「静かに!!HR始めるぞ」

先生が来るとみんなが

サッとスマホを隠す

「生徒会新メンバーオーディションの第一審査結果がでたぞ」

おお!?第一審査なんてあったんだ

「このクラスの第一審査合格者は雨野なな、赤野瑠花、剣持さや…………」

え!?私が合格!?

しかも、知ってる名前は二つあったなぁ

「雨野なな?」

「誰か知ってる?」

「知らなーい」

あはは、そりゃ地味子だから気づかれてないよね

「ななやったね~」

「さやちゃんすごいね」

というかなんで私が選ばれたんだろう?

なにかの手違いかな?

「雨野ななは成績が良かったため受かったらしいぞ」

あはは、成績はいつも一位じゃないと

お母さんに怒られちゃうからなぁ

「第一審査に合格したものは今日の放課後生徒会室に行きなさい」

生徒会の人達はまだ二人しか知らないから

この機会に覚えよう!!