小野寺に話しかけるタイミングを見計らう。これミスったらガチ一貫の終わりな気がする。失敗は許されない。
するとリュックを漁って何かを取り出した。それはマーブルチョコレート。え?コイツ,こんな可愛いお菓子食べんの?なんか意外。
あ,これ今が話しかけるチャンスや。よし!
「なあ,それ一個頂戴。」
「はぁ?」
「いいやん,頂戴よ。」
「ハァ…手出して。」
でっかい溜息つかれたけどマーブルチョコレートを一個くれた。
「これ好きなん?」
「まぁ…。」
無愛想やけど俺が質問したことには答えてくれる。意外と良いやつ。さて,本題に取り掛かるか。
「さっきさ,先輩から部活勧誘されてたのに何で断ったん?」
俺がその質問をするとピクッと反応した。ギュッと握りしめた手が僅かながらに震えている。チラッと洸と優希を見る。なんか2人でくっついて遠くからビビってるし。
「お前には関係ない。」
何かを我慢してる感じがする。そんなに言いたくたいことなんかな。俺には分からん。
「でもさ,お前俺より20センチくらいデカいのに何でバレーせえへんの?やれば良いのに。」
「だから…お前には関係ないことって言ってるやろ。一発で理解しろ。」
目を合わせようともこれ以上何かを話そうともしてこない。
するとリュックを漁って何かを取り出した。それはマーブルチョコレート。え?コイツ,こんな可愛いお菓子食べんの?なんか意外。
あ,これ今が話しかけるチャンスや。よし!
「なあ,それ一個頂戴。」
「はぁ?」
「いいやん,頂戴よ。」
「ハァ…手出して。」
でっかい溜息つかれたけどマーブルチョコレートを一個くれた。
「これ好きなん?」
「まぁ…。」
無愛想やけど俺が質問したことには答えてくれる。意外と良いやつ。さて,本題に取り掛かるか。
「さっきさ,先輩から部活勧誘されてたのに何で断ったん?」
俺がその質問をするとピクッと反応した。ギュッと握りしめた手が僅かながらに震えている。チラッと洸と優希を見る。なんか2人でくっついて遠くからビビってるし。
「お前には関係ない。」
何かを我慢してる感じがする。そんなに言いたくたいことなんかな。俺には分からん。
「でもさ,お前俺より20センチくらいデカいのに何でバレーせえへんの?やれば良いのに。」
「だから…お前には関係ないことって言ってるやろ。一発で理解しろ。」
目を合わせようともこれ以上何かを話そうともしてこない。


