恋しちゃってもいいですか?

そしてとうとう洸はよし!と喝を入れ王子の方へ向かっていった。

「おい。」
王子のところに向かうや否やいきなりそれはないやろ。不機嫌すぎる。そんなことしたらすぐ向こう自分に恨みあるって思われんで。

「何?」
そう言って王子は自分の席から立ち,洸と向かい合わせになる。洸よりも足は長いし10センチくらい身長が高い。噂の182センチはどうやら本当らしい。

「お前,名前なんていうん?」
「名前?あー俺の名前は光畑優希。そっちは?」
「俺の名前は寺橋洸。みんな俺のこと洸って呼ぶんよ。だから今日からお前も洸呼びな。」

あれ?さっきまで不機嫌そうな声出してたのに急に声のトーン明るくなるやん。どういうこと?え,洸って王子…いや光畑優希のこと嫌ってたやんな?しかもなんか仲良くなってるし。結局洸は光畑優希と仲良くなりたかったってこと?え,そうなん?