恋しちゃってもいいですか?

「明日から中間やな。」
「ホンマに。私高得点取れるかな?」
「結愛は頭良いから取れるわ。問題は俺の方。」
そう言いながら自分の顔を指差す。
「まあなんとかなるんちゃう?伊織も勉強頑張ったと思うし。」
「いやどうやろな。俺地頭悪いから。」
そう言っている伊織の顔が少し暗い。やっぱり結構成績面でのコンプレックスあるんやな。伊織は伊織なりにかなりの苦労があると思う。私はちゃんとそれをサポートすることができるかな?

「ほな明日からテスト頑張ろな!」
「うん。伊織もちゃんと勉強頑張ってね!」
「あー…気が向いたら!」
「もう!ちゃんと勉強するんやで!」
私がそう言うと無邪気な笑顔を見せて大きく手を振って帰って行った。