放課後デスゲーム

「それでははじめです。」
わざとらしく、ゆっくりとゲームマスターは言う。早速、Hチームの二人は邪魔をしてくる。とりあえず、私は守備を、聖来ちゃんが攻撃をするようにしている。この作戦を立てた時に、私と美紀ちゃんは聖来ちゃんに攻撃ができるか心配だったけれど、予想と反して、聖来ちゃんは余裕だった。聖来ちゃんは新くんと航くんに小さな声で何かを言う。美紀ちゃんは聞こえなかったのか一瞬不思議そうな顔をしたけれど、すぐに手を進めた。でも、私には聞こえたのだ。聖来ちゃんが「ここでお前らが攻撃したら、死ぬまでに’’あの事’’バラスよ。」と言ったのを…。そんなことを言われたら、二人は動けなくなる。固まって攻撃も守備もできずにいる。その隙に聖来ちゃんは妨害を繰り返す。その間に美紀ちゃんから聖来ちゃんへの交代が来て、攻撃には私、守備には美紀ちゃんが回る。怜音くんは何も知らないらしいから、すぐに攻撃しようとするけれどそれを必死に航くんが止めている。そこまでばれると困るものなのだろうか?
そして、すぐに私の番がくる。聖来ちゃんは相変わらずひょうひょうと脅しと妨害をやめない。ここまでくると、怖くなってくる。でも、それよりも今は自分の生を優先させなければ。すぐに書き終われて、前へと出す。一周遅れて、航くんも前へと出す。