摘まれない花

「なんで、わたしと結婚しようと

思ってくれたの?」



「っふ、まぁーな、」




まぁなってなに?!




すごい気になるけど


湊杜が言いたくないのならこれ以上は聞かない




「寝れそうか?

0時半まわったけど。」





も、もうそんな時間?!?!



「ね、寝る、頑張ります、!」





「っふは、がんばれ」



笑いながら言ってくる湊杜


その振動がこっちにも伝わる









私は寝れるかどうか

試すように目を閉じた