摘まれない花

「愛菜、寝れるか?」



「は、はい、!」



ぜんっぜん寝れる気しないけど!!!




「ふはっ、寝れなさそう」



笑う振動がベッド越しに伝わる






「少しだけ話すか」







「いいの?


湊杜寝た方がいいよ」



彼の気遣いは嬉しいが、


それよりも体調の方が大切。







「俺、不眠症でさ


毎日2時間とかしか寝れないんだよ。



小さい頃から寝付きは悪かったんだけど


だんだん酷くて。」




「そう、なんだ」



たしかに、、


クマあったかも、




「まぁ、これが当たり前みたいな



だから全然気にしなくていい」









「わたしが居たら、

余計寝れなくならない?」



「大丈夫でしょ、多分」


うわぁー、、だめなやつ、




「ごめ「謝らないで」


そうだった、


「ありがとう」



部屋は暗くてはっきりとは見えないが


優しく微笑んでいるように見えた