「おう。 母親はどうだった」 書類を沢山持ち、シゴトをしている 湊杜の姿が見える 「痩せちゃってた、かな、」 「そうか」 聞いてきたくせに なんの興味もなさそうな返事 そうだよね、 私の話なんて興味ないに決まってるか 沈黙が流れる 「あのね、聞きたいことが、」 勇気を出して、声を出す 「もう少し待てるか」 そ、そりゃそうだよね、!? シゴト中だもん、 ヤクザ相手だよ、何してんのわたし!!