摘まれない花

「今、話せるか?」


優しい口調で話しかけられる



「はい」



なんのお話しだろうか、



話すのに許可とかいらないのに、




「俺の名前は " 暁 湊杜 (アカツキ ミナト) "

多分気づいてるだろうけど、ヤクザ」



やっぱり、そうなんだ、



アカツキミナト



かっこいい名前






「暁組っていう大きな組織の

一応若頭って役職担ってるんだけど、」



わかがしらって、なんか、

組の偉い人だよね






「は、はぁ、?」



あ、やばい、


無意識に声が出た、?



っ、なぐられる、、




「そんな怯えんな。

俺は何もしない」



両手をあげて


何も持ってないよ

と言わんばかりのドヤ顔