ペンネームはいっぱいいっぱいある。
ときに、「久遠」「ネオン」「櫻」に「ハル」
今一番使っているのは「犬彦」二番目が「春日櫻嘉」
気に入ってるのはない。

どれもくだらないとおもった。
くだらないしね、実際。
私は、大人になったら絶対改名したいと思った。でも、改名する名前が見つからない。
だからいっそ、
「名無しのゴンコにでもするかな」
というほど適当に。そう人生は適当に生きなきゃ損する。
絶対損はしない!!てか損したらもったいない。
まぁそう思う自体が損だけどね。

私は学校では人気者を演じたいと思っている節があった。
でもうまくいかないもんだね。
だから些細なことで躓いて・・。

「飛び降り自殺なんかするかふ・つ・う!!」

と怒られた・・。
無論怒るのは親ではなく、友人たち。

「だってさ、ヨーコー・・・」
「あんたアホだろ!いや、ぜぇったいあほしかないよ!!」

ヨーコは厳しい。厳しいと書いてヨーコと読むのでは?ってほど。
でも、さめるのは早いから案外すぐ仲良くなるもんだ。

松葉杖の生活から抜け出して現在。私はこうしてパソコンの前にいるわけで、
でもって、就職も定かではない訳で。

人生って・・・・

「何で生きてんだロー」

なんて思えて情けない。

でも、私には好きな人がいる。
女の子には普通。当たり前なこと。でも私の好きな人は特別だ。
誰よりも好き。
何よりも好き。

それは、

「栞ちゃん?」
「・・・・なんでもないよ、くろな」

・・・・・彼女。

「・・・・・は、げんきかな?」
「・・?あ、仁たち?うん、最近「反応」ないけど、きっと元気にしてるよ!」
「そっか」

・・・・・の、中に住んでいる、

『栞』

・・・・・時々出てくる、人格、だった。