君のことが好き。 恋しちゃってもいいですか？シリーズ②

自分でもちゃんと日本語を話せてるのか分からんくらいグダグダに話す。それでもうんうんと聞いてくれる琴乃はホンマ有難い。

「あのな結衣。」
琴乃は私の目を見つめながら言った。

「それをヤキモチって言うんやで？」

その言葉に一瞬脳内がフレーズする。
「ヤキモチ！？私が？無い無い無い。」
私に限ってそんなことあるわけない。ヤキモチ妬いてるってことは私が真央くんのこと好きってことやろ？うん，そんなこと100パー無い。だからこれはヤキモチじゃない，と思いたいけど…。
「いーや，これはヤキモチやな。」
それを言う琴乃の顔はまあ何と楽しそうな。こういう話って結局第3者が一番聞いてて楽しいんやろうなって思う。
私が大体こういう話をした時決まってもう1人登場する。