君のことが好き。  恋しちゃってもいいですか?シリーズ②

「弥生〜。メイド誰指名する?」
「お前結衣先輩指名するって言ってたやん。」
「え〜そうやっけ?じゃあ結衣先輩指名しよ。」
「まあ俺もそのつもりできたし。知り合いがメイドやってるとかおもろいし滅多に見られへんから。」
なんか仲良く話してる〜。てか小野寺くん面白半分で来たな?今鼻で笑ってたよな?失礼な。

「結衣ちゃん指名でお願いしまーす!」
ノリノリで私を指名してくる香穂ちゃん。うん,恥ずかしいからやめて。でも彼女の頭の中はもうお祭りモード。テンションもハイマックス。その隣でいつも通り大人しい小野寺くん。相変わらず無口,無表情,無愛想を極めている。そのせいもあり,背も高いため本人はあまり目立ちたくない性格だけど割と目立ってる。みんな普段見ない高身長が近くにいるのでそこに注目が集まる。あとよく顔が怖いというのを聞くが,私はあまりそうは感じひん。