君のことが好き。  恋しちゃってもいいですか?シリーズ②

結衣は俺を睨みつけ,そして教室から出て行ってしまった。

やってしまったという後悔。取り返しのつかない後悔。何であのときもっと言葉を考えて話さなかったのかという後悔。
そんな後悔が俺に押し寄せてくる。そして暗い暗い霧に包まれる。そして大雨が降る。雷も鳴る。強風も吹いてくる。
俺の心の天気は現在台風並みの天気。それぐらい酷い。

「ぶつかる事自体悪い事じゃないし,今反省したなら今後の事のためにお互いちゃんと話し合わんとな。多少時間はかかるかもしれんけど。」
翔真が俺の肩に手を置き,普段通りに冷静な対応をする。
翔真も俺らに散々言われたはずやのに俺らに対して何一つ怒ってない。何なら今後のアドバイスまでくれる。ホンマ大人よな,翔真って。それに比べて俺はまだまだガキ。