「そうや。もしどんだけ先に手出された方が悪いことしとっても証拠がなかったら怪我とかでいくらでも被害者ヅラできんねん。殴った方が悪いって思わせれるから。だからな,例えお前がどんだけ悪いことしてなくても先に手出してしまった時点でそれが全部パァーになってお前が全部悪いみたいになるんよ。俺はお前にそうはなって欲しくない。もしお前が加害者扱いされてしまったとき,お前の彼女はどうなる?考えてみ,自分の好きな人が加害者になってしまった時の本人の気持ちを。相当悲しむと思うで?それで相手が自分から離れていったら嫌やろ。」
茶髪くんは黙ってコクンと頷く。
「だからな,今は耐えろ。酷いこと言うかもしれんけど。こればっかはお前だけの問題じゃないってことちゃんと頭に入れとき。」
茶髪くんは黙ってコクンと頷く。
「だからな,今は耐えろ。酷いこと言うかもしれんけど。こればっかはお前だけの問題じゃないってことちゃんと頭に入れとき。」


