高嶺のぼっちはかまわれたい

と言ってふとジミー先輩の顔を見ると、ジミー先輩の目が点になっていた。


…まずい。

わたしがいろいろ話しすぎて、絶対に引かれた。


「あ…、でもこれはただの理想で…。やっぱりなんでもないです…、はい」


冷静になったら当然恥ずかしくなって、わたしはゆっくりとうつむいた。

すると、正面からプッと笑い声が漏れた。


「いいじゃん、やろうよ全部」

「えっ、いっしょにしてくれるんですか…?」

「うん。初々しいくらいに内容全部ピュア恋ばっかでびっくりした」

「ピュ…、ピュア恋!?」

「だって、これ全部恋人とする青春でしょ?」


ジミー先輩に言われて初めて気づいた。

たしかに今挙げた青春すべて、彼氏としてみたい青春だった。


「…あ、なんかごめんなさい。盛り上がりすぎて、…つい。こんなの無理に決まってるのに――」

「無理じゃないよ。だったら付き合おうよ、俺たち」


そのとき、どこからともなく空耳が聞こえた。