高嶺のぼっちはかまわれたい

「俺だけじゃ、“みんな”とは言わねぇだろ」

「…それは、たしかに」


そこで、ジミー先輩はこうしてパリピ仲間のみなさんを集めてくれたようだ。


学校との姿が違いすぎるから、まだまだわたしはジミー先輩のパリピ姿を見慣れていないけど、ここにいる人たちの中に入れば、むしろジミー先輩は馴染んでいた。

というか、他の人のほうがジミー先輩よりも派手だ。


「花チャンはこっちのレーンだよ〜!」


イケイケお姉さんに呼ばれる。


「…えっ。でもわたし、人見知りなので――」


『人見知りなのでジミー先輩と同じレーンがいいです』

と言おうとしたけど、イケイケお姉さんが腕を組んできた。


「はい!花チャン、行くよ〜!」


そうして、強制的にジミー先輩とは離れたレーンに連れて行かれたのだった。


ここに集まったのは、ジミー先輩のお友達10人。

みんな似たようなイケイケで、これまでわたしが関わったことのないような人たち。