高嶺のぼっちはかまわれたい

連れてこられた場所は、なんとボウリング場。


「…へ?ボウリング?」

「花チャン、こっちこっち〜!」


キョトンとするわたしだったけど、イケイケお姉さんたちに誘われてボウリング場へ。


ボウリング場にくるのは小学生のときに家族できた以来で、すごく久しぶりだった。


重みのあるボールが転がる音。

白いピンが弾ける音。


ボウリング場独特の音に、思わずわたしは興奮してしまった。


「ちゃんと連れてきてくれたじゃん」


そんな声が聞こえて振り返ると、そこには学校とはまったく違うおしゃれな私服姿のジミー先輩がいた。


「花、びっくりしたろ?突然、変なやつらに連れ去られて」


わたしは目をパチクリとさせながら、周りのイケイケお兄さんたちに目を移す。


「おい、一颯!変なやつらとは失礼だなー」

「そうよ〜。花チャンは丁寧におもてなししてここまで連れてきたんだから〜」


“変なやつら”と言われたことが不服のようで、お兄さんたちはジミー先輩に文句を言っている。