高嶺のぼっちはかまわれたい

…もうジミー先輩に知られちゃったけど。

それでも、ジミー先輩さえ黙ってくれていれば――。


「いいよ」


そんな返事が聞こえて、わたしはすぐさまパッとした表情で顔を上げた。


「…いいんですか!?」

「いいも悪いも、だれかに言いふらすことでもないでしょ」

「あ…、ありがとうございます!」


ジミー先輩、地味で変な人だと思っていたけど、実際は案外普通なのかも。


「とりあえず、よかった〜…」


わたしは安心して足の力が抜けた。


「そんなことを言うためだけに、人見知りでコミュ障の高嶺の花が俺を探しに3年のクラスへ?」


クスッと笑うジミー先輩。


…また笑われた。

そう思っていると――。


「がんばったな」


すると、ジミー先輩がわたしの頭をわしゃわしゃと撫でた。


【・「がんばったな」と言われ、頭を撫でてもらいたい】


これも青春ノートに書いていたことだ…!