高嶺のぼっちはかまわれたい

「マドンナ!…と、ジミー!?」

「なんで、あの2人がいっしょに!?」

「どう考えたって、月とスッポンの組み合わせだろ…!」


どうやらジミー先輩といっしょにいることで、それが相乗効果となっているようだ。


校舎の隅にいても、野次馬たちが覗きにくる。

だから仕方なく、だれもいない屋上へジミー先輩を連れ出した。


「ほんと、マドンナは大変だな」


屋上に出たジミー先輩はのんきに笑っている。


「で、俺に話ってなに?」


キョトンとするジミー先輩に、わたしはスタスタと歩み寄った。


「あ…、あの…」

「ん?どうかした?」

「そのぉ…」


…がんばれ、わたし!

これが、今日最後の勇気…!


「青春ノートのことは、周りには秘密にしてもらえますか…?」


言えたっ…!


あれは、わたしの頭の中の妄想を文字にしたもの。

わたしがこの学校でマドンナと呼ばれていようといなかろうと、だれかに知られるのだけは絶対にイヤ。