高嶺のぼっちはかまわれたい

それに、あんなこと――。


『たしか、壁ドンからの顎クイがされたいんだっけ?こんな感じをご所望で?』


ジミー先輩に壁ドンと顎クイをされた場面を思い出すだけで、顔から火が出そうだった。


そういえば、前髪をかき上げたジミー先輩の素顔…。

どこかで見たことがあるような気がするんだけど…、どこだったかな。



次の日。


「な…、なぜマドンナが朝からこんなところに!?」


階段を上って、わたしが3階の3年生の階にきたことによって、周りにいた3年生たちがざわついていた。


「…やばい!朝日よりもまぶしすぎて直視できない…!」

「オレまだ寝ぼけてるっていうのに、朝からマドンナは刺激が強すぎる…!」


そう言いながら、廊下の隅にはける人たちのところへわたしはズンズンと歩み寄った。


「あ、あの…!ちょっといいですか」


わたしが話しかけると、3年生の2人は目を丸くして口をあんぐりと開けた。