高嶺のぼっちはかまわれたい

すると、つま先が青色の上履きをはいた脚が2本、わたしの視界に入ってきた。

まさかと思い、脚をたどるようにして視線を移すと、なんとお昼休みと同じところでジミー先輩が眠っていた。


「…ジミー先輩!」


まだいたのかと思い、思わず声が漏れた。

そのわたしの声に反応して、ジミー先輩がゆっくりとまぶたを開けた。


「あ〜。えっと、昼休みの…」


…見つかってしまった。


「どうかした?」

「い…いえ、なんでもありません」


本当は『このあたりで、わたしの青春ノート見ませんでしたか?』と聞きたいところだけど、あの持ち主がわたしだとは気づかれるわけにはいかないし。


「すみません、お昼寝の邪魔しましたよね。わたしはこれで失礼します」


すぐに立ち上がると、ジミー先輩にペコッと頭を下げた。


ある程度探したけど見つからなかった。

だから、ここじゃないかもしれない。


そう思って、備品室のドアに手をかけようとした――そのとき。