それから私たちは、フリじゃなく、本当のお付き合いをすることとなった。
私たちは校内でもラブラブな公認カップルになっちゃって、それ以来、サークルクラッシャーなんて呼ばれることはなくなった。
因みに、亘君と乙菱も付き合うことになって、私たち以上に校内でイチャイチャしている。
こうして二組の鬱陶しいラブラブカップルが誕生したのだ。
「百ー奈、」
「わ、もう!鹿助君!びっくりするから後ろから抱きついてこないでっていつも言ってるじゃん!」
「ならキスならOK?」
「もう!公開処刑も甚だしいよ!」
今更だけどね。
鹿助君が、私の許可を貰うよりも早く、唇に深いキスをしてくる。
「ん、ね、ねえ……、さ、さすがに深いのは、恥ずかしいじゃん。。」
「百奈って自分からあざとさ出す割に、俺から手を出すと恥ずかしがるよね。」
「う、うるさいなあ。好きだよ?」
「うわ、出た。顔を赤くしながらも男を翻弄するスキル。」
違うもん。
“男”じゃなくって“鹿助君”を翻弄してるだけだもん。
今では私のあざとさは、盾狼鹿助専用なのだ。
【FIN】



