カリスマCAMPARIソーダ




サークルを解雇されるの、これで3つ目。


何をしたわけでもなく、ただ私の可愛さにほだされちゃう男の子が後を絶たないんだよ。


うぬぼれなんかじゃないからね?事実をいってるだけだから。


「私と佑星が、どれだけ愛し合ってきたと思ってんの!」


真智美ちゃんが、声を震わせて鬼の形相で迫りくる。ごめん!知りたくもない!


「というか私だって、好きで佑星君に好かれてるわけじゃないんだって。」


本音が口から出ちゃって、朝からアドレナリン全開の真智美ちゃんを無意識に威嚇しちゃう。 


矛兎百奈《ほくともな》のユニークスキル:不意に女子の反感を買う



「ふっざけんなよお前っ」


後ろの子が吠えて、もう一人の子に肩を押された。


窓際の手すりに背中が当たって痛い。冬の冷たい手すりの固さを感じる。


でも頭には、何か温かいものが乗った。




「俺の彼女がなんかしたみたいで、ごめんね?」


見上げれば、そこには背の高いスーツ姿の男子が、私の頭に手を乗せている。


美しいとかイケメンとか。そんな単純な言葉じゃ言い表せないほどの、かっこよすぎてごめんって言いたげな男子。


突然すぎて、私の表現力がよわよわだ。